TOP

【ツーリング・宿泊】本当はあまり教えたくない場所

  • おすすめコラム
  • 2019.02.09

【KAZU中西の鋼騎馬ラプソディ】第28回。今回はKAZU中西さんがツーリングの際に宿泊しているとっておきの旅館をご紹介。ツーリングと高級旅館との組み合わせもワクワクしますね!

  • おそらく土日とは様相が異なります

伊豆に住んでかれこれ20年。これまでも様々なツーリングスポットや見どころを紹介してきましたが、平日とかオフシーズンに行くとのんびりできる場所、走って快適なルートなど、伊豆在住のライダーなら誰でもキープしていると思います。今回紹介するスポットは、できればコッソリと楽しみ続けたいスポットで、僕が携わってきた二輪専門誌のどこでも紹介したことのない場所です。土日などの休日に行くと混雑している可能性もありますが、平日や春までのオフシーズンなら、僕と同じように快適なクルージングと旅の風情を味わえると思います。

土日は混雑必至の修善寺駅周辺ですが、平日の昼間は意外に空いています。そして、地元民だからこそ知っている富士山ビュースポットもあります。これは天神橋から見た富士山。近くにある狩野川の土手(左岸)からも、富士山は同じように見えると思います。わざわざ停まってまで見るような景色でもないですけれど、富士山はちらっと見えるだけでも何だか得した気分になります。



データイム限定ですが、県道80号線から日本サイクルスポーツセンターへダイレクトアクセスできる道があります。そもそも利用者のために造られた道路ですが、一般も通行可能です。途中にあるベロドロームは、東京2020の自転車競技・トラック競技会場。ベロドロームでは、競技自転車の体験試乗などもできますが、ツーリングの途中で会場を見ておくだけでも値打ちがあると思います。実はあまり知られていないですが、この周辺からも富士山は拝めます。



日本サイクルスポーツセンターから亀石峠を越えると、伊東の海沿い=国道135号線に出ます。そこから北進していくと、多賀という町に辿り着きます。僕は小型船舶操縦士免許の更新で行かねばならない場所ですが、一般的には網代へ向かうためにツーリングの途中で通り過ぎてしまう場所だとか。僕は小山臨海公園から海を眺めることが好きなので、通行量の少ない平日によく行っている場所だったりもします。



多賀の町には短い区間内に2軒のファミリーマートがあります。僕はコンビニだとファミマ好きなので、ボチボチ顔を覚えられているんじゃないかな?くらいの頻度で多賀のファミマを利用しています。ファミマでよく食べるのは肉まん。コンビニの肉まんなんてどこでも同じでしょ?と思うかもしれませんが、実はセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンでは、全くの別物と言える味わいだったりします。多賀のファミマでは、海を眺めながら肉まんを食す幸せを満喫しています。



多賀から山伏峠へ向けて登っていく峠道。斜度が強く路面も決して良いとは言えないカーブの連続区間です。土日にしか走ったことのない人にとっては驚きの事実だと思いますが、平日は1時間に1台すれ違うか否かという程度しかオートバイと出会いません。車の通行台数も極少です。なので、時折見える海原に心洗われつつ、のんびりクルージングを楽しみます。



山伏峠ルート=県道80号線であり、修善寺から熱海へ行くのに最短かつ時間の読める便利な道だったりもします。平日は他の車両とほとんどすれ違わないため、マイペースで走れることに喜びを感じています。途中には、大仁瑞泉郷に入る分岐があり、時々ソフトクリームを食べに立ち寄っています。

関連リンク

大仁瑞泉郷

https://zuisenkyo.jp/

  • 地元で泊まってきたと言えば驚かれる高級旅館

旅好きの人なら一度は聞いたことがある、または泊ったことがあるだろう伊豆長岡温泉(古奈地区)にある三養荘。地元では皇室御用達として一目置かれている高級旅館で、その歴史を知るためには1929年まで遡らなければなりません。温泉地としての歴史は約1300年前とのことですから、日本史としても価値ある温泉郷なのです。僕は地元の青年会などで利用することが多いですけれど、気の合う仲間とのんびり過ごしたい時にも利用しています。都会の喧騒や日常の多忙に気疲れしてしまった時、心の洗濯またはエネルギー補給したいという場合にオススメの宿です。なお、本館は有形文化財に登録されています。

入り口にある縦書きの看板。急いで通ってしまうと見落としてしまうかもしれません。



三養荘のいわゆるエントランスです。虚飾を廃した質実剛健さの中にも気品があります。



高級旅館は敷居が高い!と思われがちですが、お得なプランなどをチェックしていくと、平日ならば驚くほどリーズナブルに利用できます。また、ツーリング客だからという場違い感も無し。このあたりは、さすが老舗高級旅館のおもてなし!というところでしょう。



正面玄関を通って間に当たりにする高級旅館ならではの風景。これこそ旅の風情というもので、効率重視の宿泊施設には無いものです。



増築にて客室を増やしていった経緯があり、各館の行き来はロールプレイングゲームのダンジョンみたいです。また、通路の途中に展示されている品に、三養荘の歴史をひしひしと感じます。



今回は木曽というお部屋を案内されました。僕の知る数寄屋造りそのもので、いたるところに和の心。



部屋内の廊下から眺める日本庭園です。昭和4年にこれだけの庭を造れたことに、ひたすら驚きます。



廊下の椅子に腰を掛けて庭園を眺める。遠くには山々が連なっています。ちょこっとだけ文豪気分を味わうことができました。



部屋に置いてある三養荘の地図。あらためてその広大さと増築の歴史を目の当たりにしました。また、日本庭園へのこだわりも、ここから垣間見られます。



お部屋に化粧鏡。その昔、和風旅館では定番的な備品でしたが、最近はなかなかお目に掛かれないというか。実は日本人の美徳や和の心は、このような備品に表れていると思っています。



今回は特別に許可をいただき、露天風呂を撮影してみました。冬真っただ中ですから気温は低いのですが、その分空気が澄んでいて、ゆったりと浸かりながら星を眺めることもできました。この露天風呂に入れるだけでも、宿泊する値打ちがあると思います。

関連リンク

三養荘

https://www.princehotels.co.jp/sanyo-so/

制作・協力

■ライター:KAZU中西

文筆業をメインにステージMCやラジオDJ(FMIS・カズ兄さんのモーターレボリューション)で活躍。

現在Z2(Z750Four=KZ750D)、VMAX(RP22J)、XJR1300(RP17J)を所有

プライベートではTOMCATSというモーターサイクルクラブに所属しツーリングやキャンプを満喫。

オートバイ以外の趣味はモーターボート。


バイクの窓口事務局

  • おすすめコラム

関連記事一覧バイクの窓口アイコン

  • バイクを売る
  • レンタルバイク
  • バイクを直す
massagerxla.com

http://massagerxla.com

massagerxla.com