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【遠藤イヅルの名車カタログ】第43回 ヤマハ・スポーツ650XS1

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  • 2018.01.14

毎週イラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。今週の名車は、 ヤマハのXSバーチカルツインシリーズの初期モデルとなった「スポーツ650XS1」のご紹介です。

■ヤマハ・スポーツ650XS1 ■エンジン:空冷4ストOHC2バルブ並列2気筒653cc

■最高出力:53ps/7000rpm ■最大トルク:5.5kg-m/6000rpm


愛称「ペケエス」。


1960年代、ヤマハは最大で350ccのバイクしか

ラインナップに持っていなかった。

いっぽうその頃アメリカでは大型バイクへの要望が起こり、

また国内でも東名高速道路の開通など高速化が叫ばれていたことから

ホンダは一足先に直4エンジンを搭載したナナハン、

「CB750(K0)」を投入。大きな話題を呼び、人気を博した。

カワサキはマッハIVで、スズキもGT750で追随することになる。


ヤマハとしてもその状況を見過ごす訳にはいかず、

得意の2ストでビッグバイクを開発することにしたが、

アメリカではすでにユーザーは4ストを求めていた。


そこで4ストビッグマシンの設計に乗り出すも、

ヤマハにはバイク用の4ストエンジンを開発した実績が無かった。

しかし、かつて名車「2000GT」の直6DOHCエンジンを

トヨタと共同開発したことがあり、

ヤマハはトヨタの協力を仰ぎ苦労の末に

653cc直2SOHCエンジンを生み出した。


そのエンジンは最高出力53psを発生した。

CB750と比べてスリムで流麗な車体に搭載され、

CB750より30kgも軽い車重、軽やかなハンドリングは

CB750とのパワー差を埋めるに充分だった。

最初期に採用された独特のキャンディーグリーンのボディカラーも斬新で、

数多くのファンを生んだ。


XS1は早くも登場半年後には「XS650」に

マイナーチェンジを行っている。

外観上ではフロントフォークの設計が変更され、

クラシックなイメージを醸し出していたしブーツが消滅した。

翌1971年に再び小改良を行い「XS650E」となったのち、

1973年にフルモデルチェンジを受けて名称も「TX650」に変わり、

1980年代初期まで製造されるロングセラーとなった。

制作・協力

(イラスト・文)遠藤イヅル


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