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【遠藤イヅルの名車カタログ】第53回 カワサキ・エストレヤ

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  • 2018.06.17

毎週イラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車を紹介するコーナーです。今週の名車は、現代版メグロを彷彿させるロングセラー「カワサキ・エストレア」のご紹介です。2017年に特別仕様車「ファイナルエディション」を最後に生産中止となりましたが、中古バイク市場では今なお人気車種として販売されています。

■カワサキ・エストレア(1992年) ■エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ249㎤

■最大出力:20ps(15kw)/7500rpm ■最大トルク:2.1kg・m(20.6N・m)/6000rpm


1992年に登場したカワサキ・エストレヤ。

残念ながら2017年に排ガス規制の強化に伴い

カタログからドロップしてしまった。


当初は分割サドルシートにフロントディスクブレーキで登場。

のちにダブルシートにした「RS」、

分割サドルシート+ドラムブレーキの「カスタム」、

RSとカスタムを一緒にして

ダブルシート+ドラムブレーキ仕様となった

その名も「RSカスタム」など幾つかの仕様を生み、

キャブレターをインジェクションに、

タコメーターの追加など小変更を繰り返しながら

25年にわたって生産されたが

最後までフルモデルチェンジは行われなかった。


車検が不要で手軽な250cc、

鼓動感や機械に乗っている感が強い単気筒、

飛ばさなくてもライディング自体を楽しめること、

カワサキに吸収されたかつて存在したメーカー「メグロ」のような

飽きのこないクラシカルなスタイルという、

ベーシックで普遍的なバイクの基本のようなモデルだったことが

長年にわたる人気と同じ姿を保った秘訣だったのだと思われる。


基本モデルゆえにサードパーティのアフターパーツも多く

オーナー好みの自由なカスタムをする楽しさもあった。


そのため性能や技術的な内容は

あまり話題になりにくいバイクでもある。

エンジンは249cc 4スト単気筒OHC、

最高出力は20ps(のちに18ps)だった。

ロングストロークの単気筒と中低速向けのセッティングによって

250ccとしては太いトルク感があり

停止と発進を繰り返す状態でもストレスを感じにくい。


残念ながら生産が終わってしまったが、

中古市場では大量にタマがあるため、

バイクを楽しむ素地としての魅力はこれからも変わることはないだろう。

制作・協力

(イラスト・文)遠藤イヅル

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