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【今週のレア車】Vol.176 スズキ GT250

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  • 2019.08.29

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今回は、スズキ GT250です。

スズキのGTシリーズといえば、空冷2ストローク直列3気筒エンジンを搭載し1972年に発売されたGT380(通称サンパチ)やスズキ初の大型バイクとなったGT750(通称ジーナナ)などが有名です。


GT380は当時の好敵手、カワサキのマッハやKHシリーズと比べてもエンジンの特性や車両のバランス、走破性が優れており、乗りやすいこともあって人気車種となりました。

(バイク漫画湘南爆走族に出てくる桜井クンの愛車でもありましたね)


またGT750も他メーカーの同クラス車に引けをとらない性能と、堂々とした大柄な車格で多くのファンをつかみました。

(当時のヒーロー特撮モノ、仮面ライダーV3や秘密戦隊ゴレンジャーの主人公の愛車にも採用されていました)


今でも旧車愛好家に好まれ、レストアしたりカスタムした車両が高値で出回っているサンパチやジーナナに比べ、GT250はその存在が少し地味ですが、同じく空冷2ストローク直列(こちらは2気筒)エンジンを積み32馬力を発揮、サンパチにも採用されていた冷却効果を高くするための「ラムエアーシステム」も採用していました。


始動はキックスタートのみですがキックが左側についているのが変わっています。軽やかに回る2ストロークエンジン、ボリューミーでありながらコンパクトなパッケージの車体、大柄のシートなど気負わず乗れる2ストクォーターとしてもっと人気が出ても不思議はなかったと思いますが、販売台数は多くなかったようです。


最新技術を投入し、マイナーチェンジを繰り返し熟成していったGT380に比べても若干放置されていた感があり、それもまた販売が伸びなかった理由かもしれません。


そしてGT250は後継のRGシリーズにそのバトンを渡し生産終了となったのです。


(ちなみに、韓国のヒョースンにもGT250というモデルがありますが、もちろん全く別物です。)


今回の個体は同色にペイントされていますが比較的程度もよく機関系にも大きなダメージはないようです。

車検のいらない2ストローク、今だからこそ、気負わずのんびり2ストサウンドを聞きながら走らせてみたいものです。

ラムエアーシステム。エンジンにも艶があります♪

ヒョースンのGT250 同じ名前でも全然違います・・・。

制作・協力

バイクの窓口編集部

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