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【今週のレア車】Vol.74 ホンダ MVX250F

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  • 2017.07.19

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今回は歴史的にも貴重なV型3気筒2ストロークエンジンを搭載したホンダMVX250Fです。



バイクブーム真っ只中の1983年、当時空前のヒット作となっていたヤマハRZの対抗馬として

ホンダは、まず4ストロークのVT250Fを発売、大ヒット商品となりましたが、

市場の2ストを求める声は衰えず、RZは好調なセールスを続けていました。


ホンダは第二弾として矢継ぎ早に、RZを凌駕する40PSのホンダ初の2ストローク、

しかも水冷V型3気筒というレーサーNS500 を模したレイアウトのエンジンを搭載した

MVXを発売したのでした。

ところがMVXの発売直後に、ヤマハは43PSのRZ250Rを発売、その後ほどなくして

スズキが45PS、アルミフレーム・フルカウルのガンマを発売し、一気に商品力は低下しました。


しかも具合の悪いことにエンジン設計の煮詰めが甘かったのか、初期モデルは中央シリンダーが

焼付くというトラブルが頻発、一気に評判を落としてしまったのでした。

結局落ちた評判とセールスが回復することなく、後継のNS250Rにバトンタッチするまで

わずか1年余りの短命バイクとなりました。



私も当時初代VTに乗っていたせいもあり、外装の共用パーツが多いMVXには親近感を

持っていましたが、焼付き防止の為オイル吐出量を増やした為か、排気に含まれるオイル量が

半端なく多く、MVXが前を走っていると抜くか距離を置いていたのを思い出します。


オーナーズボイスを見ると、対策済の後期型はエンジン焼き付きもなく、オイル吐出量も

2ストとして普通のレベルとなったようですし、軽量コンパクトな車体、V3独自の吹け上がりや

回転フィールなど、乗るとなかなか楽しいバイクのようです。



現車はそんなレアなMVX250Fで写真を見る限り、ミラーとタンデムグリップ以外はノーマルで、

さらにレアなオプションのサイド/アンダーカウルも装備されています。

走行は20,000㎞超と年式を考えると少ないですが、MVXとしては(失礼)、しっかり走っています

し、機関機構も大きな問題はないようです。


これだけの状態のMVXはまず出てこないでしょうし、ホンダ2スト250㏄の始祖として歴史的にも

貴重なバイクです。是非この状態をキープして乗り続けてほしいものです。

車体左側。こちらも程度の良さが見て取れます。

メーター回り。保存状態が悪いと色ボケしますがこれはナシ。

制作・協力

バイクの窓口編集部

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