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バイクの違法改造はどこから? 知っておきたい知識

  • バイクのメンテ記事
  • 2018.03.05

バイクは、各メーカーがノーマルの状態をベストとして設計し販売しています。しかし、身長や体重によってはパーツを活用した方が乗りやすくなることもあります。こういった機能的な側面もありますが、カスタムの楽しみは自分好みのこの世で1台だけのバイクが手に入ることではないでしょうか。お気に入りの中古バイクを見つけ、カスタムするのはわくわくしますよね。とは言え、交換するパーツのよっては違法となってしまいますので、注意が必要です。

CB1300SBのノーマルマフラー

  • バイクの違法改造について

バイクは車と違い、改造できる点は限られています。そのうちで代表的な2点について解説します。中古バイクを買ったあとのパーツ探しの際に参考にしてください。

(1)マフラー

平成22年規制で、250cc超を例にとれば、

 ・近接94db(デシベル)

・加速82db

となりました。

dbは音量を表す単位で、数値が大きくなるほどうるさくなります。

94dbと言われてもピンときませんが、社外マフラーに替えたときの音量は、近接で94db以下でなくてはならないということです。ちなみに、ノーマルマフラーの音量は70db前後です。

CB1300SBの社外マフラー(93db)

空ぶかしすると誰もが眉をしかめるようなマフラーは、100dbから110dbぐらいあると思います。当然違法になりますので、ご注意ください。参考として、ジェット機が離陸するとき間近で聞いた音は120dbぐらいです。

(2)ハンドル

法律(主に道路運送車両法)で認められているハンドルは、高さがノーマル比プラスマイナス4cm以内、幅がプラスマイナス2cm以内です。

時々、驚くようなアップハンドルを目にすることがありますが、なかには危険なものもあります。

  • バイクの罰則について

実際に違法改造と認定されると、バイクには整備命令のステッカーが貼られ、15日以内に運輸支局等へ持込んで確認することが義務付けられます。これに従わない場合は「50万円以下の罰金」と高額な罰金を支払わなければならなくなります。

あるいはステッカーを剥がしたり、車両提示したりしない場合は、最大6ヶ月の使用停止、車検証やナンバープレートの没収となり罪が重くなります。

また、違法改造を実施した者に対しても「6ヶ月以下の懲役」または「30万円以下の罰金」などの処分があります。つまり、違法改造したバイクに乗っているライダーと、それを施した業者の双方を罰する規定になっています。

このように、法律に適合していないパーツを装着することはリスクも同時に付いてきます。もしパーツ選びに自信がない場合は、中古バイクを購入したバイクショップに相談してみるのもいいかもしれませんね。

  • バイクにも悪影響?

違法改造をしたバイクは、環境やバイク自体に悪影響を及ぼします。

まずマフラーの種類によっては「触媒」がついており、有害物質が大気中に放出されるのを軽減していますが、違法マフラーにはこれがついていないため、大気中に有害物質を放出してしまいます。

またマフラーの重要な働きである、吸排気のバランスが崩れてしまうため、低速トルクがなくなる場合があります。排気の抜けがよくなったの対して吸気がついていけず、高回転までスムーズに回らなくなることも考えられ、せっかく手に入れた中古バイクのパフォーマンスを十分に発揮できない恐れがあります。

マフラーをノーマルに戻せばいずれも解消しますが、決していいことではありませんね。

制作・協力

バイクネットAJ事務局

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