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【Hondaの想い】 旧型二輪車の部品供給施策

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  • 2017.07.17

7月10日(月)に本田技研工業株式会社 青山ビルで行われた「旧型二輪車の部品供給施策 説明会」に参加して参りました。今回はNSR250RとCB750Fourの2機種の一部パーツが再販されます!

説明会では、(株)ホンダモーターサイクルジャパンでは過去に名車として評価されているモデルを現在も大切に所有、維持していることで二輪車文化を継承しているユーザーはもとより、今後の二輪車文化を享受する若いユーザーに向けての方針を、旧型二輪車における部品供給の取り組みを紹介し、今回の施策や今後の展開を説明しました。今回の説明会は会場内に再生産の対象になった2機種のパーツを展示し、スライドを使って説明が行われました。

  • 旧型二輪車の部品供給の追加施策について説明がありました。

今回の施策についての説明では、今年発売した新機種のCRF250ラリーやCBR250RR等においては純正部品(アクセサリー)の装着率が高まり純正部品に注目が集まっているのと同時に、各種イベントを通じて二輪車に乗る喜びを提供しています。


その一方で、販売終了車を長年乗るユーザー向けにはHonda二輪車正規取扱店を通じた旧型二輪車(以下、旧車)への部品供給という従来の取り組みに加え、今回、特定機種用の販売中止部品の再供給という追加の施策を行うことを発表しました。


販売中止部品の再供給の狙いは、ユーザーに旧車に乗ってもらい、

 「いつまでも安心してバイクライフをエンジョイして欲しい」

というHondaの想いがあるとのことです。

  • 販売中止部品の再供給の狙い

現状において量産終了後の部品供給継続は、設備の老朽化や生産ロットの減少という問題から、すべての部品を永続的に供給出来ない問題がありますが、販売店からの要望やイベント等を通じてのユーザーの声(困りごと)として「旧車維持が困難」や「(純正部品代替の)市販品が高価で品質が安定しない」等の意見が寄せられています。


Hondaとして旧車への部品を再供給することでユーザーに乗る喜びを提供し貢献することでブランド向上に加え、日本における旧車の維持という「二輪車文化の構築」という狙いがあると語られました。スライドでは、対象機種候補としてCBシリーズ(CB750FOUR、CB750F)、レーサーレプリカ(NSR250R)に加え、V4スポーツ(RVF/RC45、VFR750)等を今後の展開候補に挙げましたが、今回の対象車以外のモデルは現在未定とのことでした。

  • 今回はNSR250RとCB750Fourの2機種で部品の再供給が行われます!


今回は、NSR250RとCB750Fourの2モデルを対象に再供給が行われることになりました。対象部品選定の考え方としては、ユーザーのニーズが強いパーツと安心して乗るために必要なパーツから選定したとのことです。評価軸として「走るために必要」、「問い合わせが多い」、「商品性が高い」、「市販品で代替えがない」の4要素から対象部品が選ばれましたが、この「問い合わせが多い」はユーザーにも出来ることなので行動する意味はあると感じました。



今回選ばれた2機種は今も多くの部品を供給しているとのことですが一部ではすでに供給が終了していますので、今回ユーザーが車両維持に困っているという部品を対象とし、少しでも長く乗り続けるために、必要な一部の部品(CB750Four用が10点。NSR250R用が29点の合計39点。)の再生産を決定したとのことです。

これには部品メーカーの協力のもと、金型改修、巧の技、材料手配等により再生産の検討が行われたとのことでした。選定されたパーツのリストを見ると、走ることで消耗するパーツ、時間の経過で劣化するパーツ、繰り返し使用することで動きが悪くなるパーツに加え、CB750Four(K0)のタンクエンブレムという専用品も選ばれました。



今回選ばれたパーツは、キャブレター用パーツ、ワイヤー類、クラッチ、ギア等で、旧車維持の世界ではいわゆる「あるある」交換部品と言えるのではないでしょうか?。今回の対象部品はいずれも受注生産とし2017年5月16日から8月31日までが受注期間です。注文締切後の9月からの生産となるため納期は2018年3月以降とし、部品によって納期は異なるとのことです。




購入希望者は注文をHonda 二輪車正規取扱店を通じて行うとのことですが、通常の補修部品とは販売店での注文方法が異なるようです。今回の取り組みに興味のある方は、詳細を販売店に問い合わせてみて下さい。尚、今回の対象パーツをのせた専用サイトは現在ないとのことですが、今後作成を検討するとのことでした。


<まとめ>

今回、展示されていた部品を見て自分が以前所有していた他車種の修理の時にこのパーツを交換したなあと、見入ってしまいました(笑)。その際の部品供給は幸い問題なかったのですが、旧車の維持では部品が出ないというのは深刻ですので、メーカーがこのような取り組みを行うのは画期的であると受け取りました。昨年のNSR用の部品供給ではユーザーから喜びの声があったとのことで今回の試みが動き出したきっかけにもなったそうです。実際、会社内でも新しいトライなのでチームを作って対応しているとのことで、今年はこれを加速したいとのことでした。日本で二輪文化を高めるためにはこのような取り組みは大切ですので、ぜひ他のメーカーさんにもお願いしたいです。


<取材協力> (株)ホンダ モーターサイクルジャパン


(写真・文)森井智之

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